臨床実習 First Week

薬学

初めまして!! 薬剤師になりたい薬学部生です。

薬学部は6年間大学に通わなければいけないことはみなさんご存じだと思います。6年後は国家試験を受けるわけですが、その前に4年生でCBT試験(仮免試験)を受けます。この試験に合格すると薬局と病院にそれぞれ2か月半、臨床実務実習を受けに行くことになります。

なんだかんだあってCBT試験に合格したので晴れて研修を受けることになりました。薬局実習が始まって1か月くらいたったのでこれまでのことをつらつら書いていこうかなと思います。

今回は第1週目の様子をお話しします。

研修内容

服薬指導

初めての薬局、緊張する暇もなく服薬指導が始まりました。

服薬指導って何やるの?って感じですよね。実際、服薬指導にテンプレートとかなくて患者さんによって全然違うんです。例えば、1年以上同じ薬飲んでる人に薬の飲み方教えても意味ないんですよね。そんなん言われなくても毎日飲んでるし… って思いますよね。同じ理由で副作用の説明もあんまりいらないんです。

 

ではこのような患者さんにはどんな服薬指導が良いんでしょうか。

 

あくまで一例ですが、「お変わりありませんか?」これでいいと思います。

 

聞きたいのは最近何か変わったことはあったのか、薬はきちんと飲めているか、医師とはどんな話したのか、こんなところです。このひと言で大体、患者さんの状況が分かります。もう少し話したかったら「先生、なにかおっしゃってましたか?」こういうのもありじゃないでしょうか?

 

生活習慣病も最近はよく聞く単語ですよね。要は糖尿病とか高血圧とか高脂血症とかそういうのですがこの病気達をどう判断するかです。

 

医師や薬剤師はこれらを血液検査の結果見て判断するわけです。糖尿病とかならGA(グルコアルブミン)とかHbA1cとかですよね。服薬指導のときに「血液検査しました?」これも聞きたいことの1つです。薬局薬剤師がその患者さんはどんな状態なのか知れるのはこのタイミングのみです。検査結果って難しいんですよね。前回からの比較ってのも重要になります。この話はまたいずれ…

 

これは後々知ったのですが服薬指導をこんなに早く薬学生にやらせることなんてないらしいです。(笑)

軟膏まぜまぜ

どこの病院の近くの薬局かにもよりますが、まれに軟膏を混ぜることがあります。軟膏板と軟膏へらを使って二種類以上のクリームを混ぜるんです。最終的に軟膏つぼっていう入れ物に出来上がったものを入れるんですがコツが必要です。

軟膏板は比較的大きいんですが全部を使って軟膏混ぜると後々回収が大変です。

頑張ってなるべく小さい範囲で混ぜる必要があるわけですがこれが難しいんです。これを時間がない中で実習生に任せる薬局側もなかなかです(笑)

実習行く前に学校で練習させてもらえるので薬学生は焦る必要ないですよ!

これだけはやっとこう

何より薬の知識がないと始まりません。”ボグリボース”これを聞いて何の薬か分かりますか?この薬なら副作用も覚えておきたいですが簡単に”血糖降下薬”このくらいわかっていればよいです。そのためのCBT試験なわけですがある程度薬の作用を覚えておく必要があります。

薬理作用の勉強はやって損ないですよ!

 

服薬指導において大事なのは、おどおどしないこと。難しいことですね。ですが患者さんは敵ではありません。緊張してしまうのは仕方ないですがおどおどしていると患者さんも不安になります。友達に話す感じで話しかけるのが良いです。話す練習というか声出す練習はしときましょう!

今週の感想

1週目の感想は”立ち疲れた”です。薬剤師ってほとんど座ってないんです。調剤、監査、服薬指導、座ってる暇ないんです。立ってるのって結構大変なんですよね。1か月経った今はそんなに気にならないですが1週目は絶対疲れます。体調管理だけは気を付けてくださいね!

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